「依存的」とはどういう状態なのか?
こんにちは、Mr.Tです。
よく「依存的ではダメだ、自立しなさい」なんてことが言われます。
大人になって自分で金を稼いで親から独立していれば
それで「自立」ともいえるとは思いますが
「依存的では稼げない」ということがよく言われます。
こうなるとこの「依存的」ははっきりさせる必要があります。
「依存的ではダメだ」と言われても、
どんな状態が依存的なのか、よくわからないかもしれません。
実際に、自分では十分に自立していると思っていても
実はそれは依存的な状態で、
そのままでは稼げない…なんてこともあるでしょう。
「依存的」というのは他者に決定権があること、と言えるでしょう。
良い例がネットで行われるキャンペーンでは
「あなたを絶対に稼がせます!!」
なんて言って宣伝していたりしますが、
「稼ぐ」のは他ならない自分であって
それを他人にやらせるのはおかしいですよね。
そんな宣伝文句に反応して「稼がせてもらえるんだ」と
安心してしまうのがまさに依存的な状態なのです。
あとは「責任を回避しようとする」ということもあります。
本来、すべての行動の責任を取るのは大人なら当然です。
しかし会社などの組織内では組織や上司が責任を取ってくれます。
なのでサラリーマンの人に多い傾向ですが、
どんなことでも自分の責任を回避するようにする習慣がついています。
これは会社員としても処世術ではありますが、
要するに「依存」なので自分でビジネスするには向きません。
別に依存が悪いというつもりはありません。
が、「稼ぐには依存的ではダメ」であって「稼ぎたい」と思っているのに
実際は依存的だった…なんていう人も多く見かけます。
まずは自分が依存的だということを自覚しない限り、
改善はできませんし、いつまでたっても稼げるようにはなりません。
これは悲劇でしかありません。