「自分なり」に走るのは自分自身を肯定できていないから
こんにちは、Mr.Tです。
教えられたことやアドバイスを受けたことを
そのまま素直に実行することができないで結果が出ない人は多いです。
また、成功者のやっていることを丸パクリすればうまくいくはずなのに、
なぜか自分流にアレンジして失敗する人も多いです。
そして、「自分なりにやってみたのですが…」と言い訳する。
この背景には心理的な問題があります。
少し難しいですが、今回はそれを説明していきます。
まず、成果をあげる人は必ず「素直さが大事だ」と言うでしょう。
これは間違いなく真実です。
ところが、素直になろう!と決意してみたところで
言われた通りに行動することはなかなかできるようにならないのです。
ここには心理的な壁があって、それを認識しないと越えられないのです。
「自分なり」とか「自分流」とかアレンジを加えてしまう人は
自分自身のことを肯定できていない人です。
逆に言えば、自分のことを否定してしまう人、、、
「自分はこんなんじゃダメだ」
「こんな自分ではどうしようもない」
といつも何かと自分のことを罰することが習慣な人です。
謙虚な姿勢で精進する気持ちがあるように思えるので良いような気がしますが、
実は否定するだけではまったく前に進むことができずに全く無意味です。
営業が苦手な人にも多い傾向です。
商品を売りに行って断られたら凹んでしまう、、、
「商品がいらない」と言われただけで
「あなたがダメだ」と言われたわけではないわけです。
自分が売っている商品の価値と自分自身の価値はまったく無関係なはずですが、
自分自身のことを肯定できていない人は引きずられてしまいます。
素直に言われた通りに行動できない人も
「自分流にやってその人よりも優れていることを示そう」
「その通りやっても成果が出なかったら自分はダメだ」
みたいに思っていることが多いのです。
まったく関係ないですから。
そもそも自分のことを「優れている」とか「ダメだ」とか認定するのも
他でもない自分自身なのです。
どんな行動をしてどんな結果を得ようとも、
この世に人間として生きているだけで素晴らしいのです。
まずは自分自身を肯定してあげることから始めましょう。