誰もが情報弱者であるという事実

こんにちは、Mr.Tです。

FXや株式投資などをやっていると、ネットで情報収集をすることも多いと思います。そんな中で、掲示板とかに書き込みをしたときに「情弱ｗｗｗ」とか書かれるとムカッときますね。「頭が悪い」くらいの意味で、書いている方も書かれた方も捉えているのだと思います。

しかし、実は誰もが情報弱者なのが真実なのです。それを考えると、掲示板などでの「情弱」の書き込みは滑稽なことがわかります。

 情報弱者という言葉は、その反対の意味の「情報強者」を考えないとその意味ははっきりしてきません。弱者に対して、必ず強者がいるのです。

情報弱者は情報強者に、「情報」という面で格差をつけられています。この格差を利用して、情報強者は自分の望む通りに情報弱者を動かすこともできたりします。これが顕著なのが情報業界、ネット業界でしょう。特に深い悩みや他人に相談できない困りごとなどの解決策をネットに求める人も多いのが現実ですから、とりわけこの構図を利用して情報強者が情報弱者から搾取する場面が多くなりがちです。

ただ、これはネットだけのことではありません。例えば、私自身は投資やネット関係のことでは情報強者かもしれませんが、他の分野では情報弱者なのです。私は肩や腰が痛くなってマッサージや整体などに行くことがあるのですが、この分野ではまったくの情報弱者です。このシップが良いと言われればそれを買って、あの枕でないとダメだと言われればその枕を買いました。1週間は連続で通わないと治らないと言われて1週間通うために回数券を買ったこともあります。実際には、都合がどうしてもつけられなくて通えなくなったのですが、問題なく治ってしまいました。

もちろん、情報弱者の立場に甘んじて搾取され続けていて良いわけではありませんが、その分野を離れれば情報強者も情報弱者になり得るのだということを気に留めておく必要があるでしょう。