トレードは感情を満たすためにやるべきではありません
こんにちは、Mr.Tです。
トレードでうまくいかない人の話を聞くと、「トレードで感情を満たそうとしているな…」と感じることが多いです。トレードで感情的な何かを満たそうとしてしまうと、うまくいかない結果になってしまいます。
簡単に言ってしまうと、ムシャクシャした気分を晴らすためにトレードをしよう…みたいな、そんな感じです。もちろん、そんなに単純なことではないでしょうけど。
一番ありそうなのは、自分が思ったとおりに相場が動いて、連戦連勝で利益がどんどん取れていてワクワクドキドキして勝ち誇った気分になっている状態を目指していることです。これは、実は私自身がそうだったのです。
大事なことは、前半の「自分が思ったとおりに相場が動いて、連戦連勝で利益がどんどん取れている」という状態を、表面的には目指しているように見せておいて、実はこれがゴールではない、ということです。つまり、後半の「ワクワクドキドキして勝ち誇ったような気分になっている」状態を目指してトレードをしてしまっているということです。これが、感情を満たすためのトレードということになります。
人間の感情というものは、残念ながら際限がありません。どこまで満たしても、深い深い海のように、完全に満たされることはないのです。新しい刺激を求めて、「もっと、、、もっと、、、」と突き進んでしまうことになります。
トレードでは、必ず「無理な局面」というのに遭遇します。感情を満たすためにトレードをしていると、ここで「やめておく」という選択ができずに突入してしまって大きな損失を抱えることになってしまうわけです。