自分に向いたことをやっているか?
こんにちは、Mr.Tです。
成功する確率が高いものは、やはり「自分に向いていること」です。
向いていないことに取り組んでも結果を出すのは難しいでしょう。
ただ、この「向いている」という意味を間違っている人も多いです。
これについて、述べていきたいと思います。
まず、「自分に向いていないこと」を極めて成功しようとするのは愚かなことです。
人生は有限ですし、人間の能力も有限です。
弱点を克服するよりも、強みを伸ばした方がずっと良い結果が出ます。
このことは理解してもらえるでしょう。
この先が問題です。
強みを発揮するのは「自分に向いていること」に取り組んだときです。
ただしこれは「自分の好きなこと」「やりたいこと」とは
必ずしも一致しないことに注意が必要です。
「自分の好きなこと」や「やりたいこと」はそのことをやる前に思っていることです。
向いているかどうかは、やってみないとわからな部分はかなりあるのです。
適材適所が一番ですが、自分がそれに適しているかどうかは
やってみるまではわかりません。
「好きなこと」や「やりたいこと」が向いているかどうかも怪しいのです。
「自分が好きだから始めた」という縛りをもうけてしまって、
そこから抜け出すことができずに悩んでいる人も多いのが現実です。
また「やりたいこと」の先に収入が得られることがあるのかも疑問です。
「自分の好きなことで起業しよう」
「自分のやりたいことでお金を得られる時代」
などと無責任なことを言う人がたくさん登場していますが、
これを真に受けてしまうことがどんなに危険かはわかるでしょう。
そして、そもそも「起業しない人生はダメだ」みたいな価値観も危険です。
起業することによって人生が崩壊する人も大勢います。
会社員として組織に貢献することが向いている人も多いのです。
そういう人は無理に起業するなどということを考えず、
どうやって組織の中で出世するのか、
副業として何をやるのか、
限られた収入でどうやって節約しながらやりくりするのか…
そういったことを現実的に考える方が幸福度は高くなるのです。
あなたに向いていることは何でしょう?