【FX・株式投資】本能のままにトレードをしてはいけない

こんにちは、Mr.Tです。

トレードをするときに大事なことは、感情的な要素は可能な限りなくすということです。「少しでも多くの利益がほしい」という本能のままにトレードを行っていると、必ず悪い結果が待っているのです。

 これはギャンブルまがいのトレードをしてはいけないこととほとんど同じことです。本来、人間は賭け事が好きなので、その本来的な欲求のままに行動してトレードをしてしまうと負けてしまって大事な資金を失うことになる、というわけです。

また、人間が本来持っている危険回避の行動では、実は危険を避けることができないということがわかっています。例えば、道路に飛び出してしまった子どもが、走ってくるトラックにはねられて事故にあってしまった場合、多くのケースで子どもの危険回避行動があるために事故が避けられなくなってしまっています。子どもは道路に飛び出して、トラックが接近してきていることに気づいた瞬間に立ち尽くしてしまって、トラックにひかれてしまっているのです。そのまま道路の反対側へ飛びのけば避けられた事故も多いようです。

トレードでは、特にスキャルピングやデイトレードなど、短い時間で小さなトレードを繰り返す場合ではとっさの判断が重要になります。一番大事になるのは、やはりリスク回避の行動になるでしょう。損失を未然に防ぐことが何より重要なことですが、ここを本能にしたがってしまうと、避けられるリスクも避けられない、ということになってしまいます。